
エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX
- 製作総指揮
- J・J・エイブラムス
- キャスト
- シドニー:ジェニファー・ガーナー
(声:安藤麻吹)
ヴォーン:マイケル・ヴァータン
(声:堀内賢雄)
ジャック:ヴィクター・ガーバー
(声:勝部演之)
スローン:ロン・リフキン
(声:羽佐間道夫)
ウィル:ブラッドリー・クーパー
(声:村治学)
ディクソン:カール・ランブリー
(声:山野井仁)
マーシャル:ケヴィン・ワイズマン
(声:岩崎ひろし)
フランシー(メリン・ダンジー)
(声:喜田あゆ美)
- ストーリー
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大学院生のシドニーは、ある日キャンパスで恋人ダニーからのプロポーズを受ける。しかしシドニーには秘密があった。実は彼女は、CIA の秘密作戦支部 SD-6 に所属するスパイだったのである。シドニーは悩んだ末、自分の正体ををダニーに告白する。しかしそれは、組織の掟を破る危険な選択でもあった...。
この記事は season 1〜2 のネタバレを含んでいる場合があります
海外人気ドラマを第1話から見なおすシリーズ第4弾。
とにかく初っぱなから濃い、濃すぎる...。恋愛あり、友情あり、愛する人との死別あり。そして裏切り、拷問、お色気、アクション、ユーモア、サスペンス、ミステリー...ありとあらゆる要素がてんこもりの娯楽大作映画を見ているようだ。見終わった後はさすがにおなかいっぱい...といったところである。
製作総指揮のJ・J・エイブラムスは、当時パイロット版を見た人たちに「こんなの毎週作れるわけないよ!」と言われたそうだが(*1)、確かにこの手間とお金のかかったゴージャス感はTVドラマとして異彩を放っている。思えばこの時点ですでに映画「M:i:III」(*2)の成功は約束されていたのかもしれない...。
今回のハイライトは、シドニーが単身敵の工場へ乗り込んでブツを奪い、それをスローン(SD-6 のボス)に戦利品として突きつけ「任務への復帰」を宣言するシーン(それは同時に、彼女の「2重スパイとして生きる覚悟」が表われたシーンでもある)。
ここで流れるのが、Sinead O'Connor というアイルランドの女性アーティストが歌う「No Man's Woman」という曲(訳詞はこちら ↓)。
誰かの女には なりたくない
♪「No Man's Woman」Sinead O'Connor
仕事なら 自分で片づける
誰かの女になるために ここまで来たんじゃない
寂しい女だと 友達は言うけど
受けた愛情を 言いふらさないだけ
愛した男なら ちゃんといるわ
彼は決して 私を傷つけない
持てるすべてで 愛してくれた
曲調や歌詞からすると青春ドラマや恋愛モノで流れてきそうなイメージの曲を、スパイアクションのこういう場面に持ってくるセンスがたまらなく好きだ(笑)。しかもこの曲はシドニーの悲壮な決意をしっかりと代弁してもいる。ある種のカタルシスと共に切なさが伝わってくる、粋な選曲である。

ちなみにこの Sinead O'Connor という歌手のエピソード(*3)を読むと、強さと弱さが同居する彼女の二面性がシドニーのキャラクターとかぶる。ここら辺も選曲の理由なのかもしれない。
それにしても、男から見ても漢(おとこ)を感じさせるシドニーには思わず拍手を送りたくなる。個人的にはシリーズ中5本の指に入る名シーンだ。
- メインキャスト紹介
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主人公シドニー・ブリストーを演じるのはジェニファー・ガーナー。
1972年4月17日 テキサス州ヒューストン生まれ。2005年6月「デアデビル」で共演したベン・アフレックと再婚(最初の夫は「フェリシティの青春」で共演したスコット・フォーリー)。現在は長女バイオレットと3人家族。
ゲスト出演をした「フェリシティの青春」でプロデューサーの J・J・エイブラムスに認められ、「エイリアス」の主役に抜擢 → 2001年度ゴールデングローブ賞の最優秀女優賞(テレビドラマ部門)を受賞。
- キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年・米)
- デアデビル( 2003年・米)
- エレクトラ(2005年・米)
- キングダム / 見えざる敵(2007年・米)
- JUNO / ジュノ(2007年・米)
- フェリシティの青春(TV ドラマ)※ゲスト出演
シドニーの声を担当するのは、安藤麻吹さん。ジェニファー・ガーナーの他にナオミ・ワッツやハル・ベリーの吹き替えでもお馴染み。劇団俳優座所属。
- FBI 失踪者を追え!(サマンサ・スペード役)
- ER緊急救命室 第6シーズン(クレオ・フィンチ役)
- ダ・ヴィンチ・コード(ソフィー役 / オドレイ・トトゥ)※映画
- DOA デッド・オア・アライブ(かすみ役 / デヴォン青木)※映画
他、多数の吹き替え作品あり。
※ MABBY'S EYE(公式サイト)
- 今日のゲスト
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シドニーの婚約者ダニー:エドワード・アタートン(声:小山力也)
エドワード・アタートンは、1962年1月24日生まれのイギリス人。
映画「仮面の男1998・米)」でディカプリオと共演。そして鈴木保奈美と共演した「いちげんさん ICHIGENSAN(1999・日)」では流ちょうな日本語を披露。それもそのはず、彼は「特技は空手と日本語」というほどの親日家で、目黒区祐天寺で暮らしていたことも(*4)。
また、「アーサー王と円卓の騎士たち」を女性の視点から描いた小説をドラマ化した「アヴァロンの霧(2001・米)」では、彼がアーサー王役でアーサー王の忠臣ランスロットをマイケル・ヴァータンが演じるという不思議な縁も。
ちなみに彼は、今後もシドニーの回想シーンに再登場することになる。
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敵のエージェント:リック・ヤン
シドニーを拷問する敵のエージェント役。主な出演作は、映画「トランスポーター」(中国人ボス役)「ラストエンペラー」(戦犯収容所の尋問官)など。今後たびたび登場するが、今作におけるマッド・サイエンティスト風の危ない東洋人はハマリ役と言える。
- 今日の挿入歌
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「You're A God」Vertical Horizon
(「Everything You Want」に収録)
「Goin' Our Way」Gus
(「Word of Mouth Parade」に収録)シドニーが友人のフランシーに結婚の報告をしているシーン。
「Never Grow Old」The Cranberries
(「Wake Up and Smell the Coffee」に収録)
「Under The Gun」Supreme Beings of Leisure
(「 Supreme Beings of Leisure」に収録)シドニーが SD-6 に出勤するシーン。
「Trouble」Cat Stevens
(「 Mona Bone Jakon」に収録)シドニーが SD-6 に入った経緯をダニーに説明するシーン。
「Here Comes The Flood」Peter Gabriel
(「 Peter Gabriel 1: Car」に収録)
「Sofisticated」Stereo MC's
(「Deep Down & Dirty」に収録)駐車場でシドニーが SD-6 に襲われた時、フランシーに携帯で連絡を取るが、その時フランシーの部屋でかかっていた曲?

「No Man's Woman」Sinead O'Connor
(「Faith & Courage」に収録)敵の工場からブツを奪って SD-6 に戻るシーン。今回もっとも筆者の印象に残った曲(※本文参照)。

「Give You Back」Vertical Horizon
(「Everything You Want」に収録)シドニーがダニーの墓に花を手向けるラストシーン。
- 今日のコスプレ
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シドニーの華麗なる変装コスチュームをご紹介。
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赤のロングドレス + ネックレス + ブレスレット
タイペイのパーティー会場にて。台湾に進出をもくろむアメリカ企業の社員(主に社交界担当)として出席。なかなかゴージャスな装いですな。
赤のカツラ + 黒のタートルネックのセーター + 黒のパンツ
この出で立ちで単身敵の工場へ潜入。ちょっとアブないお姉さん風(実際、危ないことをやらかすわけだが...)。
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- 今日のスパイグッズ
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SD-6 のオタッキーなエージェント、マーシャル君が開発したスパイグッズの数々をご紹介。
ライター型の周波数スクランブラー。
半径 380m に妨害電波を出す。4分しか効果がない、というところがミソ?
口紅型の3次元カメラ
中身は小型カメラ + 短波レーザー + 座標アナライザー。実際にシドニーがこれで写真を撮るシーンがちょっとカッコいいかも。
- 関連リンク
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- AXN - 海外ドラマチャンネル|エイリアス(シーズン5 公式 ※ネタバレ注意)
- *1
- *2
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往年の人気海外ドラマ「スパイ大作戦」の映画化第3弾。トム・クルーズのオファーによりJ・J・エイブラムスが監督を務める(参考:M:i:III)
- *3
- Sinead O'connor "Sean Nos Nua"(cd review / 珈琲をもう一杯 さん)
- *4
- いちげんさん(第5回京都映画祭)※「キャストのプロフィール」参照
- 08/04/28
- エイリアス > Season 1
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